1250℃を超えてからは

空気の流れが炎の流れで、窯の中にそれらを遮る壁もなく、炎の塊は奥へ奥ヘと伸びていき、窯の温度は止まることなく順調に上がっていきます。どうやっても温度はすっと上がる気がします、1250℃くらいまでは。

1250℃を超えてからは、薪を一本ずつ入れていくのですが、そのタイミングを計るのに神経を使います。薪を入れすぎても、入れなさすぎても温度は下がります。いつもやっていることなのですが、本当に温度が上がるかなと緊張します。