長次郎の茶碗を観に行きました I went to see chawan of Chojirou.

ずっと観たかった長次郎の茶碗「あやめ」が、京都国立近代美術館に来ていたので、観に行きました。「あやめ」は素晴らしかったです。でもやっぱり、「無一物」と「大黒」の方が好きです。「俊寛」、「面影」もいいけど、やっぱり「無一物」と「大黒」の方が好きです。長次郎の茶碗は手に持った時に、より深く理解することができるのだと思っています。胴の少しの削りは、手にフィットしやすいようにしてあるし(手のかたちに作っているのかな)、高台脇の削りは、お茶を飲む時に、かすかに指がひっかかるように作っているのだろうなどと勝手に想像しています。長次郎の茶碗は、手で考えて作られた美しい”道具”なのだと思います。本当にすごくすごく好きです。

展覧会は、初代から順番に展示してあり、一度全てを観て、出口を出てから再入場して、次は入口から出ました。またもう一回観に行きたいです。

「無一物」は1月15日まで、

「あやめ」は1月22日までだそうです

展覧会は東京でもあるみたいです。